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可もなく不可もなく生きる

教養は人生を面白くするツール。 ~出口治明『人生を面白くする本物の教養』~

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教養はいつまで経っても足りない。

ハローこんばんは、マイマイです。
休職期間中時間もあるので読書の時間をしっかり設けようと思い毎日ちまちま本を読んでおります。がしかし、
「本を読むのが大事」
と言うことは何となく分かるがその一方で、
「何から読めば良いか分からない」
と言うような状況。
読書家と言えるほどではないので何となく気になった本をいつもツマミ食いしているのですが、
根本的に「読書って何でしなきゃいけないんだろう」が分かってないとなかなか身にも入らないのでは…。

そんな中で出会った本が
出口治明『人生を面白くする本物の教養』


人生を面白くする 本物の教養【電子書籍】[ 出口治明 ]

実は私、こう言った新書はほとんど読んだことがありませんでした。
偉い勉強熱心な学者先生が持論を展開したところで、自分のような凡夫に適用されることなんてほとんどないだろうと思っていますし、
そもそもたった一編の本を読んで「今日から私の人生変わるんだ!」となれるほどシンプルな頭でもないのです。
巷に溢れる「怒らなくなる本」「ビジネスリーダーになれる本」「これだけで整理整頓ができる本」「オシャレになれる本」etc.etc...
これらを読むだけで自分が変われるなんてそんなドラクエの性格システムでもあるまいし、
どうせ買って読んでも「それができたら苦労はせんわい」と一蹴してしまうのがオチでしょう、と。

しかし、しかし、尊敬する城山三郎氏も言っておりました、
「読書は話を聴くのと同じだ」と。
しかも本なら何度でも聴くことができる。今は分からなくても後々読み返したら分かることがあるかもしれない。
ならばまあ、試しに一冊、と思ってタイトルに惹かれて買ったが最後、
これが本当に面白かった!!笑

「なんだマイマイさん、偉そうなこと言いながらも単純思考の脳筋じゃないか」と嘲って頂いても結構でございます…笑
この本はライフネット生命保険株式会社創業者の出口氏が自らの経験に基づいて、「教養の大切さ」について記したものです。
こう書くと堅苦しい難しい本のように感じますが、難しい語句はかなり省略されており、例も交えて語られる為とても分かりやすい。

・知識が必要なのは、それによって人生の楽しいが増えるからです。サッカーを知らなければテレビでワールドカップを放映していても面白くも何ともありませんが、サッカーを知っていれば最高の時間になります。知識はその人の興味の範囲を広げてくれます。それが「教養化した知識」です。(「知識は手段、教養が目的」の項より)
・韓流ドラマが流行っていたとき、ある私の友人は、それほど見てもないのに「あんなもののどこがいいのだ」と言っていました。ところが、ふとした折に『宮廷女官チャングムの誓い』を見る機会があり、いっぺんにハマってしまったのです。(中略)しかもその人は、どちらかと言えば、いわゆる嫌韓的な人だったのですが、「チャングム」によってそれも吹き飛んでしまいました。「知ること」には「嫌いなものを減らす」効果もあります。先入観による嫌悪を除去できれば、さまざまなものとの相互理解が進みます。(同)
・私たち日本人も、外国人が「お茶とお花を習っています」とか「源氏物語は素晴らしいですね」と言ってくれたら、それだけで打ち解けた気持ちになります。人間関係とは、所詮そういうものなのです。(「「広く浅く」ではなく「広く、ある程度深い」素養が必要」の項より)

各項目について大体1例くらい、「なるほど!」と思わず唸ってしまうような話が載っており、読み進めるたびに、
「ああ、この人の話はちゃんと聴かなくては」と言う思いになります。
もう完全に術中にはまってますね笑

ビジネスにおいても単なる友人付き合いにおいても「この人は面白い人だ」と思われるかどうか、これは結構重要だと思います。
その「面白さ」の源が教養になると出口氏は書かれております。
「ボキャブラリー」、日本語で言う語彙の豊富さ、つまり話題が豊富でさまざまなテーマで会話ができる「引き出しの多い人」は面白い人だと。
上記のように、この本を読んで「ああ、出口さんは本当に色んなことを知っていて尊敬、信頼できるぞ。もっと色んな話を聴いてみたいな」と興味をそそられる=教養のある人、と言うことですね、分かりやすい笑

この本では1~3章で教養の大切さを説き、「本を読む」「人に会う」「旅に出る」ことで見識を深め教養を得る手段の具体例を挙げ、
その後に教養があることで見える世界について書かれている為、
読んでいてとてもすっきりと「腑に落ちる」感覚を得られます。
今の日本の実情、例えば世界と日本の大学の違い、を数字を基に的確に批判し、それに対して「自分の頭で考える生き方」、それこそが本物の教養であると書かれています。
無知な私のようにただただ何となく本を読んでいるだけの人や、もうちょっと色んなことに目を向けてみたいなあと思い始めた人にこそお勧めの本です。

著者曰く、「今日の皆さんが一番若いのです」だそうです。
「いまさらもう遅すぎると努力を放棄する人は、サボる理由を探しているだけです。そんなことを考えている時間があれば、一冊でも本を読んだほうがよほど有益です。」
この言葉を肝に銘じて、毎日少しずつでも教養を身につけるべく邁進したいところです。




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