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雑記

とりあえず「遺憾の意」??北朝鮮のミサイルに対して日本は何をしているのか。

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毎週金曜の恒例行事になるの?

ハローこんばんは、マイマイです。
本日も朝6時57分頃北朝鮮がミサイルを発射、北海道上空を通過して襟裳岬から東へ2,000km程の場所に落ちたようです。
最早SFかフィクションの世界か、と言うようなことが現実に起きている訳で、世間では「遺憾の意」じゃなくて何か行動を!!!!との声も出てきてたりしますね。

毎度毎度会見で「遺憾の意」を発し、結局解決していない現状について、自分なりに足りない頭で調べてまとめてみました。

日本政府は本当に何もしていない?

 

8/29に日本上空をミサイルが通過して話題になり、その後も北朝鮮の勢いは留まるところを知らず着々とミサイル開発を続けています。
本日はついに北朝鮮から3,700kmに及ぶ飛距離を出し、グアムを射程圏に収めました。
そんな事態に面して日本政府は何もしていないのか。

当然そんなことはありません。ただただ会見を開いているだけではないのです。
外務省のHPを見れば分かる通り、8/29以降はめまぐるしく世界各国との電話会談を行い、北朝鮮への警戒と制裁について協議しています。
これまで月数回だったものが、今では1日3回4回と電話会談を行い、北朝鮮への対応について各国との連携を図っています。
「それが仕事なのだからそんなの当然だろ!」と言う方もいらっしゃると思いますが、私は現状それ以上の行為がベストとは思えません。

そもそも北朝鮮の問題は1990年代から起きています。その危険性が徐々に強まるにつれて世界で警戒し対応し、一触即発の事態を延々維持しているのです。
「何故こんなになるまで放っておいたんだ」と言うこともありますが、逆に言うとそんなギリギリの状態を常に維持しつつ戦争が起きないように対応ができているのです。
外交問題は未解決が一番の解決方法」と言う説もありますから、明確な宣戦布告が無い限りは警鐘を鳴らすに留めておくべき。
むしろ9/3に北朝鮮の核開発に対して、日本政府がしっかりと動いた結果、9/12には「北朝鮮に対して格段に厳しい制裁措置を課す強力な国連安保理決議第2375号が,全会一致で迅速に採択されたこと(内閣総理大臣コメントより)」はしっかりと評価されるべきだと感じます。

世界は日本中心ではないですし、政治については0か1では解決できない問題ですから、明確な派手さは無いですがしっかり地道に外交に取り組む姿勢を日本が取れていることは、太平洋戦争の敗戦から学んだ日本の姿であると思います。

日本人は曖昧な人種と言いますが、1つのことにのめり込み、その考え方ややり方に傾倒してしまうきらいがあります。
昨今更にそういう傾向が強まっていますが…まあこの辺りはまた別で書きますが笑

とにかく「世界各国が解決策を常に相談している状況」こそが北朝鮮に戦争を起こさせない抑止力になるのではないかと言うのが私の所感です。

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北朝鮮がミサイルを打ち続ける理由

 

それにしても何故制裁を受けながらも北朝鮮はミサイルを打ち続けるのか。
北朝鮮の主体思想は「人間中心の世界観であり人民大衆の自主性を実現するための革命思想」です。
ざっくり言うと「他の交渉や干渉による方向性の変更を認めず、自分達の意志を実現する」ことが基礎とされています。
そして指導者である金正恩の所属する朝鮮労働党ですが、国民2,500万人に対し、党員が300万人ですから、8人に1人は上記の思想なのです。
この思想がこれほど浸透している為、基本的に頑固です。よその国から「やめてくれ」だ「そのやり方は間違ってる」と言われようとも、我が道を突き進むのです。
そんな国に対して経済制裁を行っても、どれだけ国内が苦しくなろうとも、決して曲げないのです。

制裁への耐性強い北朝鮮、経済制裁で核・ミサイル開発は止められない http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10576

こんな国、どこかにありましたね。
自国のやり方を曲げず、アメリカに対して同等の立場を求めてどんどん過激になっていく国。
そう、戦時中の日本です。

太平洋戦争で核を落とされた日本と核を保有する北朝鮮という点は大きく違うように感じますが、
逆に世界の目線が「核を保有する(使用する)ことを認めない」に変化している為、今後更に北朝鮮が世界から孤立していくことは避けられません。
現に、強大なバックであった中国も北朝鮮への態度を徐々に変化させています。

北朝鮮をかばい続けてきた中国が今、態度を急変させた理由|ニューズウィーク日本版 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7557.php

最初は技術力の問題もあり「はいはいワロスワロス」程度にあしらわれていたものが、最近では世界でも明確に危険性が認識されるようになり、日和見だった中国でさえも動かざるを得なくなりました。
だからこそ余計に、過激な喧伝と共にミサイルを撃ち続けるしかもう道が無いという、負の連鎖が起きているのです。



100%の解決が遠い理由

 

日和見だった中国も動き出し、隣国の日中韓が睨みを利かせる現状に「じゃあもうちょっとしたら解決するじゃん!」…とは上手くいかないのが、ロシアの存在です。

結局、ロシアは北朝鮮をどうしたいのか? http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52352

ロシアとしては北朝鮮を支持している訳ではなく、「北朝鮮がアメリカの進出を妨害する緩衝国家であってほしい」のです。
ただし、北朝鮮が核を持っていることをオープンにし過ぎる、あまつさえ北朝鮮が核を使用した場合、それはつまり韓国やアメリカ、日本の核保有を認めざるを得なくなる。
その為ロシアは北朝鮮の「現状維持」を一番望んでいる可能性が高いのです。

で、結局現状はと言うと、
日本と韓国は隣国として、北朝鮮の脅威を世界に発信し続ける。
アメリカは北朝鮮をどうにかしたい素振りを見せる(トランプ大統領の発言も大半は優位な条件を引き出す為のブラフであると思います
中国とロシアが日和見しつつ北朝鮮がやり過ぎないように監視。

このバランスが崩れない限り、100%の解決は絶対にありえない、しかし戦争も起きない、前述した「世界各国が解決策を常に相談している状況」を作り上げているのです。
逆に言うと、ほんの1つの迂闊な行動ですぐにでも戦争が起きる可能性がある。
そんな状況で日本が取れる行動こそが、「遺憾の意」なのではないかなあと思う訳です。

著者の所感であり真実は分かりませんけどね!笑
ただし、日本は当事者であるものの、一元的ではなく目線を広くもち、世界から見た日本、世界から見た北朝鮮をしっかりと認識することで偏向報道にも踊らされず間違った思想に偏ることもなくなるのではないかと思います。

こんな考え方もあるんだなあ、程度に思って頂けたら幸いです。

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